ウクレレが上達しない方のよくあるパターン(その1)

チューニングができていない

ウクレレを始めるにあたっての第一関門は「チューニング(音合わせ)」です。弦楽器はどの楽器でもこのチューニングが出来なければ練習になりません。これを人に任せているようではだめでぜひ自分で習得しましょう。
チューニングをするにあたって昔は音叉など自分の耳を頼りにしていましたが、今はチューナーを使ってチューニングを行ないます。このチューナーは数千円程度で販売されていますが機種によって微妙に使い方が違っていまして最初はなかなか慣れないですが何回かの試行錯誤で慣れるしかありません。
まず手始めに1弦の開放弦(何も押えないで鳴らす音)を合わせてみますが、この音はA(ラ)で440Hz(ヘルツ:1秒間に何回振動するかの単位)となります。この音は時報で最初に3回鳴る音と同じ周波数です。このときに440Hzにプリセットされているチューナーであればいいのですが、440~450Hzに調節できるチューナーもありますのでそういう場合は440Hzに合わせておきましょう(これは大切です)。
次に2弦→E、3弦→C、4弦→Gの順でチューニングしていきます。ここで注意することは「チューナーは1オクターブの違いを表示しない」ということです。チューニングしようとして1オクターブ上の音で合わせようとしてしまい弦を切ってしまう事がありますので注意しましょう(経験者は語る)。
弦を張り替えてすぐの時や室温の変化などでチューニングはすぐに変りますので演奏前には頻繁にチューニングすることにしましょう。

チューニングができるかどうかがウクレレの第一関門ですのでぜひマスターしましょう

ウクレレの構え方が出来ていない

ウクレレは楽器が小さいので扱いやすいのですが、反面演奏するときに構えがどうも収まらなくて変な構えになってしまい、このことがウクレレの上達を妨げていることが多く見受けられます。では正しいウクレレの構え方はというとその人の体型や演奏のスタイルなど人によって異なることもありますのでここでは一般的な話として進めます。
① 左手でネックを支えない。

写真のように左手でネックを支えていますと簡単なコード程度なら弾けますが演奏が込み入ってきますと指の押えがつらくなってきますので左手でネックを支えないような構え方を心がけましょう。
② ウクレレのボディーはなるべく垂直に

写真のようにどうしてものぞき込むような感じでウクレレを構えてしまいますと右手のピッキングや左手の押え方もつらくなってきますのでなるべくウクレレを体と平行に構えましょう(写真のように構えたい気持ちはわかるのですが)。
③ ストラップや足台(フットレスト)を使うこともありです。

写真のようにストラップや足台(フットレスト)などを使ってみるのもいいかと思います。ウクレレ演奏の場合立って演奏するかまたは座って演奏するかによって構え方が変わってきますが、シニア世代の方は普段の練習などでは座って練習することが多いため座って演奏するときにウクレレの構え方がしっくりとくるような工夫も必要かと思います。
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